真皮層の約90%を占めているコラーゲン、コラーゲンと規則的に絡み合ってお肌の張りを保つエラスチン、すぐれた保水力でお肌のみずみずしさを保つヒアルロン酸が、美肌作りに欠かせない3大成分と呼ばれています。
人体を構成するたんぱく質の30%を占める繊維物質でグリシン、プロリンなど約10種類のアミノ酸を含み皮膚の新陳代謝を活発にし、張りや弾力を保つ働きをします。真皮層の約90%がコラーゲンと言われていますが紫外線や加齢によって減少し、細く、もろく、固く変質します。特に30代後半から40代にかけ急激に減少しそれがシワやたるみなどの肌の老化を招きます。効果的なコラーゲンの補給が肌の老化を防ぎます。
真皮層の中でコラーゲンとともに規則的に絡み合ってお肌の張りを保っているのがエラスチンです。年齢とともに減少し光線にさらされるとさらにそれが加速化し、中年期以降激減します。皮膚のシワやたるみはコラーゲンと同様このエラスチンの減少により、皮膚の弾性が無くなることによると考えられています。またエラスチンは皮膚とともに血管の若さを保つためにも重要な物質で老化防止の鍵とも言われています。
水分が無くなると枯れてしまう植物と同じように、全体の70%が水分である人間も水分が減少するに従って枯れてきます。人体の水分、つまり体液はムコ多糖類と呼ばれるネバネバ状の物質でできています。その中でもヒアルロン酸はわずか1gで6,000ccもの優れた保水力(他のムコ多糖類の数百〜数千倍)があり肌のみずみずしさに欠かせない成分です。ヒアルロン酸は生まれたての乳児を100とすると女性の場合60歳で25まで減少すると言われています。化粧品の保湿剤として有名なヒアルロン酸ですが、食用ヒアルロン酸の摂取により、カサツキ、クスミなど肌のトラブルが改善されたと数多くの報告がなされています。